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ここでは小説、「82年生まれ、キム・ジヨン」の実写映画についてあらすじやネタバレ、原作との違いなどを詳しくご紹介していきたいと思います。
コン・ユとチョン・ユミの出演が決定したことでも話題になっていますね。
「82年生まれ、キム・ジヨン」あらすじとネタバレ
「82年生まれ、キム・ジヨン」は韓国・日本で話題となっている小説
2016年に韓国で発表されると女性からの多くの共感を受け100万部を超えるベストセラーになったばかりでなく、社会現象となった小説です。一方、男性に対する偏見だと一部男性からかなりの反発もあるようです。
日本語にも翻訳され14万部を超える異例の売り上げとなっています。
放送は終わってしまっていますがNHKのドキュメンタリーとしても扱われていたんですね。それほど日本でも注目されている小説ということがわかります。
【30日夜】「彼女たちの中のキム・ジヨン~韓国小説からの問いかけ~」は、30日(月)夜に放送予定です。
14万部のベストセラー『82年生まれ、キム・ジヨン』。小説をきっかけに、思いを打ち明け始めた日本の女性たちの姿を見つめます。[総合]
#ストーリーズ #松坂桃李 https://t.co/u31IGYelyz— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) September 26, 2019
すでにアメリカやイギリスなど17カ国で出版される話題小説の映画化ということで非常に注目されています。
原作あらすじ
主人公は1982年生まれ33歳のキム・ジヨン、3年前に3歳年上の旦那と結婚し1歳になる娘の子育てをしている普通の主婦です。
しかし、そんなジヨンに異変が起き始めます。
夫の前で母親が憑依したように振舞ったり話したりするのです。それはときに祖母であったり、知人であったり…
最初は冗談だと思っていたジヨンの夫デヒョンもある事件をきっかけに彼女に異変が起きていることに気がつき焦ります。
それは秋夕の連休に夫デヒョンの実家に帰省したときです。姑に話しかけれたジヨンは突然彼女の母親のように話し始めたのです。その場にいた家族は唖然。デヒョンはそのままジヨンを慌てて連れ帰ります。
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ジヨンに症状が出ている時の記憶は全くありません。ジヨンは精神病院に通い始めます。
この小説ではその病院で彼女がカウンセラーに話したカルテのエピソードを時系列に紹介されています。
そこにはジヨンの女性として生まれてきたがために受けてきた偏見や差別、そしてそれに必死に耐えながら生きてきた半生が綴られています。
「82年生まれ、キム・ジヨン」キャスト
チョン・ユミ(キム・ジヨン役)
- 名前:チョン・ユミ
- 生年月日:1983年1月18日
- 身長:163cm
コン・ユ(キム・ジヨンの夫デヒョン役)
「82年生まれ、キム・ジヨン」感想
原作感想
原作を実際に読んだ方達がどんな感想を持たれているのかも興味がありますよね。ちょっと調べてみました。
ぜひ読んでください。
韓国で、話題になっていて気になっていました。今回、翻訳が出たので、迷わず購入。
同世代、日本で生まれ育った私にも同じような感情ありました。
胸にスーッと入ってくるような場面が、何度もありました。
とくに事件が起こる訳でもない、ある女性の人生。それなのに、色々と考えてしまう本。
男性は、この本を読んでどんな感想を持つのか、ぜひ読んでもらいたいです。引用:楽天
韓国の小説はいくつか読みましたが好みではなく、これもやめようかと思いましたが作者が社会学部出身の方なので読みました。女性なら誰しもが経験したことが全て余すことなく、理不尽さや悔しさと共に綴られてました。皆さんにも読んで欲しいです。
引用:楽天
これは私たちの話です。
ごく普通の女性の物語。
女性に生まれて家父長制の元で生きてきたみんなの話。
この本を読んで共感できない女性はいないだろう。ぜひ一読を。引用:amazon
翻訳も素晴らしい
ドラマや映画もそうですが、本も同じ。翻訳者の技量によって本当に伝わり方や読みやさすが違ってきます。そういった意味ではこの「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳は素晴らしいと定評です。
それもそのはず、翻訳を行ったのは第1回日本翻訳大賞を受賞した斎藤真理子さんという方なんだそうです。
最高の翻訳者に恵まれた本
発売とともに話題騒然の本書だが、翻訳を勤めたのが第1回日本翻訳大賞を受賞した斎藤真理子さんだ。この本を読む人の多くは知らないかもしれないがこの人が、ここ2年ほどの間に果たした韓国文学紹介の業績は、質量ともにすばらしい。私は斎藤さんが翻訳した本のほとんどを読んだが、絶対に裏切られることがなく、本書も例外ではなかった。この本は良い翻訳者に恵まれた。(以下省略)
引用:Amazon
「82年生まれ、キム・ジヨン」原作と映画の違いは?
原作との違い
登場人物などは基本的に原作と同じようです。
ただ原作はキム・ジヨンのカルテから彼女の半生をエピソード形式で淡々と綴っています。そのまま映画化するとなると彼女の半生を時系列で映像化していくイメージですが、その部分がおそらく違ってくるのではと思っています。
つまりエピーソード中心ではなく、あくまでも33歳のジヨンとそれを取り巻く人々のストーリといった感じでしょうか?
監督のインタビューにもありますが、観客が感情移入しやすいようにストーリー性も重視した映画になっているようです。
この映画が長編デビュー作となるキム・ドヨン監督は、「原作は新聞記事やエピソードを羅列する形なので、大きな山場がなくて悩みました。原作が持つ価値を損なわず、どのように映画的な物語にするかが大きな負担になりました。観客がキム・ジヨンに感情移入して、自分の周りを見回すことができる物語にならなければなりませんでした。俳優たちが感情的な部分やキャラクターを生かしてうまく演じてくれたので、物語が豊かになったと思います」と明らかにした。
引用:Kstyle
映画化するのが確かに難しそうな作品なので、どんな風に出来上がっているのか非常に興味があります。
予告動画も!
「82年生まれ、キム・ジヨン」日本公開日は?
10月9日(金)より全国公開が予定されています。
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