2019ドラマ『砂の器』キャストと相関図!原作ネタバレとラスト結末も

2019ドラマ『砂の器』キャストと相関図!原作ネタバレとラスト結末も

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ここでは2019年フジテレビ開局60周年企画ドラマとして放送される『砂の城』についてあらすじはもちろんのこと、原作との違いや結末などご紹介していきたいと思います。

『砂の器』作品概要

1960年から61年にかけて読売新聞に掲載された『松本清張』の長編小説。

松本清張の作品の中でも特に有名で、映画化はもちろんのこと、ドラマ化は今回で6度目となります。

『砂の器』原作のあらすじは?

旧国鉄 蒲田駅の操車場(鉄道の停車場)で身元不明の男性の遺体が見つかります。

捜査本部が設置され、この物語の主人公である刑事の今西とパートーナーである若手刑事の吉村は、聞き込みをしますがこれといった決め手となる情報が見つかりません。

遺体となった男性が殺害された夜にバーで男と二人で話しこんでいた目撃情報はあるのですが、相手の男の顔をはっきりと見た目撃者がいないのです。

唯一手の手がかりは被害者に東北のような訛りがあったこと、そして二人の話から何度か漏れ聞こえてきたのは「カメダ」という言葉。

その頃、天才的な音楽家である和賀 英良(わが えいりょう)が世間で注目を集めています。

数日して、家族の捜索願から被害者の身元が、島根県の「亀嵩(かめだけ)」の三木謙一であることが判明します。

今西は島根県/亀嵩に行き、三木謙一になんらかのトラブルがなかったか聞き込みをします。しかし、どの口からでるのも、被害者が仏のように慈悲深く好人物だったということのみで全く事件解決に繋がるような手がかりは出てきません。

ただ一つ今西が気になった人物がいます。

それは過去、三木謙一が助けた親子です。

父親(本浦千代吉)はハンセン病を患っていて、息子(本浦秀夫)と住んでいた村を終われるように逃げ出て、衣食に困る乞食のような生活をしながら島根県の亀嵩に流れ着いたようです。

三木謙一は父親を病院に送り、息子は自分の元に置き、あとで養子に出そうと考えていましたが、息子は逃亡してそのまま行方不明に…

行方不明になった本浦秀夫はどこにいるのか?事件に関係あるのか?

第二第三の殺人事件が発生する中、今西の捜査が行われていきます。

 

『砂の器』フジテレビ開局60周年企画ドラマの原作との違いは?

ドラマ化されるたびに設定が少しずつ変えられたりしてきたようですが、今回はどうでしょうか?

公式サイトやインタビューを読んでみましたが、現代のストーリーにアレンジしていますね。

例えばこんな感じです。

遺体発見場所が『5月12日旧国鉄 蒲田駅の操車場』→『2018年10月ハロウィンの時期の渋谷の裏手』。

また三木謙一が助けたハンセン病の父親を持つ本浦秀夫は第二次世界大戦の空襲に紛れて姿を消しています。この部分はどう現代風にアレンジされるのでしょうか?

そして松本清張が伝えたかったテーマとして『ハンセン病の差別』があります。

現代日本はハンセン病の発症が年間0〜1件。このような事情からハンセン病についての認知度が極めて低い状況です。

ハンセン病についてそのまま物語に取り込むのか、気になるところです。

『砂の器』キャストは?

東山紀之(今西 栄太郎 いまにし えいたろう役)

警視庁捜査一課のベテラン刑事。

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出世コースからは外れているが、まわりからの評価は気にせずに事件解決に全力を尽くす。

中島健人(和賀 英良 わが えいりょう役)

甘いマスクで頭脳明晰。世界的に有名な天才作曲家。

野心家であり、成瀬 梨絵子という恋人がいながら出世のために文部科学大臣の娘、田所 佐知子と婚約する。

土屋太鳳(成瀬 梨絵子 なるせ りえこ役)

代官山で働くバーデンターで和賀 英良の愛人。

野心家の和賀が結婚相手として大臣の娘を選んだことに理解を示す。

和賀の心を癒す存在。

 

https://www.instagram.com/p/BufOPxrFCql/?utm_source=ig_web_copy_link

野村周平(吉村 弘 よしむら ひろし役)

渋谷西警察署の若手刑事。

今回の事件で立ち上げられた捜査本部に参加し、今西刑事と組むことに。

当初は上司の指示に従わない今西を避けていたが、次第に信頼するようになっていく。

https://www.instagram.com/p/BuviVlnFnqR/?utm_source=ig_web_copy_link

桜井日奈子(田所 佐知子 たどころ さちこ役)

文部科学大臣の娘で生粋のお嬢様。

フルート奏者で和賀 英良の婚約者。

純粋に和賀 英良を愛している。

https://www.instagram.com/p/BvdhfLplK77/?utm_source=ig_web_copy_link

和賀 英良の子役/子ども時代 高橋來(たかはし らい)

https://www.instagram.com/p/BveMDI_l4HX/

和賀 英良の子ども時代を熱演しているのは子役の高橋來くんです。

2009年生まれでまだ10歳ですが、こんな有名な映画やドラマ、CMにたくさん出演しています。

  • 海賊とよばれた男(2016年) – 鐡造の孫 役
  • 鋼の錬金術師

『砂の器』の相関図をチェック

登場する人物が多いので登場するキャストや、相関図はあらかじめ頭に入れておくといいですね。

相関図は公式サイトにありますので以下リンクからチェックしてみてください。

2019『砂の器』の相関図はこちらから

『砂の器』原作のネタバレとラスト結末は?

ここからはラストの結末が書かれています。知りたくない方はご注意ください。

天才作曲家として成功を収めている和賀 英良は、実は三木謙一に助けられたハンセン病の父親を持つ本浦秀夫でした。

三木に助けられたあとに、大阪に逃げ空襲で役所の戸籍が焼けたことを利用して新しい名前で人生をはじめていたのです。

父親がハンセン病になってからというもの、母親は逃げ、村を追われるように去り、そのあとも父であるハンセン病患者にたいする凄まじい差別を目の当たりにしてきた秀雄。

そんな記憶から、和賀 英良にとって一番知られたくない過去、それは自分が本浦秀夫、つまりハンセン病の父親の息子ということでした。

そんな時、ひょんなことから再会してしまった三木謙一は、和賀 英良(本浦秀夫)に父親に会うように促します。

このままでは自分の隠していた過去が世間に知られてしまう。

天才作曲家としての名声を手に入れ、大臣の娘と婚約までした昇り調子の人生が狂ってしまう。

その気持ちが恩人であるはずの三木謙一を殺害してしまうという悲しい結果に繋がったのでした。

『砂の器』ロケ地は?

島根県にある『湯野神社』は小説の舞台となった地

出典:いずもネット

過去のほぼ全てのドラマで撮影に使われたという、『湯野神社』は原作の舞台となった地として有名で、記念碑もたっています。

インスタグラムに写真があがっていますので今回も撮影が行われたようですね。

https://www.instagram.com/p/BvaxLIxlGyt/?utm_source=ig_web_copy_link

住所:島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1284

湯野神社の詳細はこちら

 

星降る学校くまの木は幼少時代の撮影に使われた?

出典:くまの木

栃木県塩原にある『くまの木』も撮影現場として使用されているようですね。

亀嵩の看板に変えられています。

幼少時代の撮影でしょうか?

『砂の器』放送日は?

放送日時についてはこのようになっています。

  • 放送チャンネル:フジテレビ
  • 放送日時:3月28日午後7:57〜10:54

『砂の器』公式サイトは?

『砂の器』公式サイトはこちらから

『砂の器』見逃してしまったら?

再放送や配信情報が出てきましたらアップします。

まとめ

ミステリーでありながら背景にはハンセン病患者への差別という社会的な問題に訴えかけている作品です。

昭和初期のストーリーがどんな感じで現代風にアレンジされるのか放送が楽しみです。

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