韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』あらすじとネタバレ!感想と最終回結末も

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』あらすじとネタバレ!感想と最終回結末も

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7月から韓国ドラマ「ボイス」のリメーク版が日本でも放送されますね。ここでは韓国版の「ボイス」のあらすじやネタバレそして実際に視聴した感想をご紹介していきたいと思います。

目次

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』のあらすじ

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』あらすじ

熱血刑事のム・ジニョク(チャン・ヒョク)は仕事が忙しくなかなか家でゆっくりできない日が続きます。ジニョクの誕生日の朝、妻のジヘは彼の好物をたくさん作ってくれましたが、ジニョクは犯人検挙のために一口も食べることなくそのまま家を飛び出します。

同僚と犯人を検挙するために張り込みをしていると妻から電話が…。

電話に気が付いたものの犯人検挙が目前だったため、電話には出なかったジニョク。

実はその時、妻のジヘはサイコパスな殺人鬼に追われていたのです。皮肉にもジニョクの好物を仕事場に届ける途中でした。

物陰に隠れ、携帯から夫に助けを求めるも電話に出ないため、112(警察の通報センター)に電話するジヘ。

電話を受けたのは通報センターに勤務するカン・グォンジュ(イ・ハナ)でした。

電話口のただならぬ様子を上司に報告するも通信状態が悪く、電話は切れてしまいます。そしてグォンジュの上司はあろうことにジヘの携帯に掛け直してしまったのです。

通報センターからの着信音で殺人鬼に居場所を知られてしまい、ジヘは無残な方法で撲殺されてしまいます。

そしてジヘからの緊急通報を聞いて現場に駆けつけた警察官が、カン・グォンジュ(イ・ハナ)の今年退職予定の父親でした。

グォンジュは危険なので犯人を1人で追わないように通報センターから警察無線で父親を説得しますが、正義感の強い警察官の父親は聞く耳をもちません。そしてグォンジュが警察無線で全ての音を聞いている中、彼もまた残忍な殺人鬼の手にかかってしまうのです。

 

妻を失ったジニョクは、事件後、性格が荒れ刑事から交番勤務へ。

グォンジュはアメリカで犯罪心理学を学ぶために留学します。

3年後戻ってきたカン・グォンジュは112(警察への通報センター)にゴールデンタイムチームを作ります。

実はカン・グォンジュは12歳の時に事故に遭い2年ほど視力がほぼなかった時期があります。それをきっかけに普通の人には聞こえない音まで聞ける特殊能力があるのです。

通報センターのチーム長となったカン・グォンジュと、センターからの指示で事件解決に奔走する実働部隊のチーム長となったム・ジニョク、設立当初は3年前の事件のことでギスギスしていましたが、カン・グォンジュの特殊能力で次々と事件を解決していくことで、信頼関係が生まれていきます。

その頃、また3年前の殺人鬼が動き出します。

2人は犯人を見つけ出すことができるのでしょうか?

 

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』予告動画は?

 

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』のキャストは?

チャン・ヒョク(ム・ジニョク役/ゴールデンタイム実働チーム長)

出典:Kstyle

妻が惨殺されるまでは「イカれた犬野郎」といったニックネームがつくほど熱血漢で、一度狙った犯人は執念深く必ず検挙する刑事でした。一人息子は病気で入院中。

妻を殺した殺人鬼がまだ生きていると知り、カン・グォンジュと共に巨大な陰謀に立ち向かいながら犯人を追い詰めていきます。

 

イ・ハナ(カン・グォンジュ役/ゴールデンタイムセンター長)

出典:Kstyle

普通の人には聞き取れない音が聞こえるため、父親が殺されたときに警察無線越しに犯人の声を聞いています。

真犯人を見つけるために、通報センター長を勤めながら手がかりを探しています。

ペク・ソンヒョン(シム・デシク役/刑事課)

出典:Kstyle

ム・ジニョクが弟のように可愛がる後輩刑事。ム・ジニョクをいつもサポートする頼もしい存在

イ・ヘヨン(チャン・ギョンヒャク役/刑事課係長)

かつてはム・ジニョクのパートーナー刑事でしたが、係長になったことで対立することが多くなりました。

イ・ドギョン(モ・ギボム役/ソンウン通運会長)

2台のバスからソンウン通運を財閥にまでした男。ヤクザとの深い繋がりがあり、お金で政治家や省庁の幹部を買収し、思うように操っています。

キム・ジェウク(モ・テグ役/ソンウン通運社長)

出典:KSTYLE

モ・ギボムの溺愛する一人息子。アメリカのリーグ大学を卒業したインテリで、俳優のようにハンサム。

物腰が上品でミステリアスな存在。

キム・レハ(ナム・サンテ役/ソンウン通運に仕えるヤクザのボス)

ソンウン通運会長に父親の代から仕えているヤクザのボス。顎をカチカチ鳴らす特徴があります。

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』の相関図は?

出典:楽天

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』のネタバレ

ム・ジニョクの妻が殺された真相は?

ジニョクに弁当を届けにいく途中に運悪く殺人鬼と出会って殺されてしまったと思われていたジニョクの妻ですが、実はある事件の真相を知ってしまい、消されてしまったのです。

ジニョクの妻ジヘは路上生活者を支援する福祉の仕事をしていました。

その中で出会って支援していた若者が、就職先を見つけたと喜びの報告をジスにしてきた後に突然姿を消します。

彼を探すうちにたどりついたのがソンウン通運でした。さらに調べていくうちに信じがたい事実を知ってしまうのでした。

警察署内での内通者は誰?

犯人に近づくたびに操作情報が漏れ、上から圧力がかかり、証拠が隠滅されたり身動きが取れなくなります。

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署内にいる内通者は?ここにも驚くべき事実が隠されています。

ラブストーリー要素はある?

全くありません!キスシーンもハグも皆無です。

いや、カン・グォンジュの部下2人がちょっといい雰囲気でしたがドラマの中では特に進展はありません。

このドラマではそういった期待はせず、真犯人の逮捕に集中しましょう。

真犯人のサイコっぷりが半端ない

私が今まで視聴してきた韓国ドラマの中で一番サイコな殺人鬼は「君を憶えてる」のパク・ボゴムとチェ・ウォニョンでしたが。

このドラマの犯人も路線は一緒ですが、それを遥かに超えるサイコっぷりでした。

こんな殺人鬼がいたら本当に怖い…

ドラマ後半からそのサイコっぷりがどんどん明らかになっていきます。

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』を実際に視聴した感想は?

物語は3年前のム・ジニョクの妻とカン・グォンジュの父親殺しの真犯人を見つけるためのメインストーリーと、数話で完結するゴールデンタイムチームが解決していく事件で構成されています。

真犯人はドラマの中盤までくるとだいたい検討がついてくるのですが、殺人がなぜ行われたのか、どうして殺人鬼になってしまったのかなど、物語の背景が次々と明らかになっていきます。

ム・ジニョクと、カン・グォンジュ、そして謎の殺人鬼との攻防戦いも息つく暇もありません。

次の展開が気になってしまって、私は一気に視聴してしまいました。

 

またサスペンスドラマということで残酷なシーンや映像が結構多いです。

殺害シーンや血、凶器にはモザイクがかけられていますが「放送通信審議委員会で勧告措置」を受けているくらいなので、子どもと一緒に視聴するのはおすすめしません。

 

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』最終回結末は?

ここからは最終回の結末とネタバレとなります。これからドラマを視聴される方は先に読んでしまうと面白くなくなってしまう可能性があるのでご注意ください。

父親が殺されたときの犯人の特徴な顎を鳴らす音から、当初はシリアルキラーはソンウン通運に仕えるナム・サンテと思われていまし。しかし、実際にはサンテはある人物の犯した大量殺人の証拠隠滅を行っていたのです。

その殺人鬼の正体はソンウン通運の御曹司であり社長であるモ・テグでした。

モ・テグは子どもの頃のある事件をきっかけに生まれつきもっていたパーソナリティー障害が悪化し、父親であるギボムが息子可愛さにそれを治療しなかったために、人の痛みがわからない、支配的で残虐な殺人鬼となっていたのです。

しかもモ・テグの殺人の欲求を満たすために、ソンウン通運に仕えるナム・サンテが運動という名目で身寄りのない路上生活者を雇い、彼にあてがっていたのです。

とうとうモ・テグが殺人鬼であるという証拠を突き止めたム・ジニョクとカン・グォンジュ。その時、ム・ジニョクが弟のようにかわいがっていた後輩刑事シム・デシクがモ・テグに連れ去られます。

後輩刑事シム・デシクを追って2人たどり着いたのは、海の別荘。実はこの別荘の地下にはモ・テグの殺人・拷問部屋が隠されていたのです。シム・デシクはモ・テグに鉄球で頭を何度も殴られ瀕死の状態となってしまいます。

ム・ジニョクとの激しい銃撃戦の末にようやく逮捕されたモ・テグ。逮捕されても不敵な笑みを浮かべています。

息子のモ・テグを救うために、モ・ギボムは病院にも手を回し息子を脱出させます。国外逃亡させようとしますが、モ・テグはム・ジニョクとカン・グォンジュをゲームのように仕留めようとしている途中なのでそれを拒否します。(完全に狂ってます)

その頃、財閥企業として全てを思うままにしていたソンウン通運も、一台のバスの事故により、モ・ギボムの行ってきた悪事の数々が世間に明かされていきます。

とうとう観念した会長のモ・ギボムは息子が怪物として育ってしまってことを自分の責任として悔やみながら、拳銃自殺をとげます。

潜伏しながらム・ジニョクとカン・グォンジュを殺そうとしていたモ・テグは、2人の罠にかかり逮捕され、精神病院にいれられてしまいます。

 

そこでちょっと衝撃的なシーンだったのですが、モ・テグの担当医がこれまた隠れたシリアルキラーだったようで、他の精神患者たちにモ・テグを刺させた後に、肉叩きで彼を撲殺します。

これは狂ってしまったモ・テグの回想シーンかとも思ったのですが、後で精神病院でモ・テグが他の患者に殺されたということを言っていたので、確かなようです。

普通の顔して生活しているシリアルキラーが他にもいるってことですよね。。。こわっ!?

◯◯はなぜサイコキラーになってしまったのか?

モ・テグはなぜサイコキラーになってしまったのでしょう?

ドラマの中でその経緯が明らかになっていきます。

もともとそういった要素があった子どものようでしたが、それが表面に出てきてしまったのは衝撃的な体験を子どもの頃にしたからです。

モ・テグの母親はモ・ギボムに嫁いできて幸せではなく、それが原因でうつ病を患っていました。

ある日、母親とモ・テグ2人だけで海辺の別荘に行くと、地下から叫び声が聞こえてきます。

モ・テグが地下に降りてみると、父親とヤクザがライバル会社の社長を拉致監禁して殺しているところでした。同じく見てしまった母親はうつ病が悪くなり、自殺。

その頃からモ・テグの精神状態は悪くなっていき、飼い犬さえ殴り殺してしまいます。

韓国ドラマ『ボイス〜112の奇跡〜』を無料で視聴する方法は?

『ボイス〜112の奇跡〜』を無料で視聴する方法はこちらの記事でご紹介しています。

日本でも「ボイス」のリメイク版が放送

日本でも「ボイス」のリメイク版が7月から放送される予定です。

チャンヒョク演じた熱血刑事は「唐沢寿明」、特殊能力を持つセンター長は「真木よう子」が演じます。

イメージ的にはあっているのではないでしょうか?

どんな風にリメイクされるのかも楽しみですね。

放送開始日:7月13日(土)22:00〜

 

まとめ

真犯人がわかってからもドキドキハラハラの連続で最終話まで一気に視聴してしまいました。

かなり見応えのあるドラマなのでぜひ皆さんにも視聴していただきたいです。

韓国ではすでにシーズン3まで作られたようで、これから視聴するのが楽しみです。

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